古の道、浅間尾根を歩く H24.11.25(日)

三連休の最後帰りの渋滞はやだなと思い、関東百名山の本を見て、
まだ登っていないところで、小仏トンネルの手前で、・・・
御前山と浅間嶺が目にとまりました。御前山はいろいろなコースが
ありますが、大ダワからのコース以外は行程が長い。
お手軽そうな浅間尾根に決定。これが思っていた以上に楽しい
山行となりました。

平成24年11月25日(土) 快晴でした!

今回は、払沢の滝の駐車場に車を駐め、バスで登山口へ移動。
縦走して駐車場に戻るコースにしました。数馬行きの始発バスは
6:40に本宿役場前のバス停を通るので、それに間に合うように
余裕を持って出発です。

4:00 市川市を出発。
圏央道ができたので、五日市や奥多摩が近くなりました。
6:00前には払沢の滝の無料駐車場に到着。
星たくさん。いい天気になりそうです。
きれいなトイレもあります。

無料の駐車場。先着は1台。
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6:21に駐車場を出発し、バス停にむかいます。バス停までは約10分。
歩き出すとすぐに、赤く染まった木が目に飛び込んできました。
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予定通り、10分でバス停に到着。昨日、粟又の滝ではバスが来なくて
がっかりしたので、今日は大丈夫か・・・
6:40になってもバスは来ません・・・2分後に来ました。ほっ。

檜原街道は笹尾根と浅間尾根に挟まれた南秋川沿いをゆるゆると上って
いきます。川沿いは紅葉がちょうど良いときで、期待していなかっただけに
朝からご褒美をもらった感じになりました。
バスは谷筋の集落を結んで走っていきますが、アナウンスにミニ情報が
織り込まれていてなかなか楽しい。下川乗は昔、川海苔がとれたとか、
手打前というバス停では、「ここで手打ちをすると仲良くなる」など、へぇ~
って思うことがたくさんありました。
もう一つ、運転手さんが新聞を配っているのは驚きました。バス停に新聞を
おいていくんです。近所の人が取りにくるんですね。
バスは私ともう一人の2人しかのっていません。これじゃ、赤字だなと
思いながら、27分で浅間尾根登山口に到着。ここでも新聞をおろす運転手さん。
「寒いので気をつけて行って来てくださいね」と声をかけてくれました。うれしい
ですね。

【7:14 浅間尾根登山口】
レトロなバス停
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いすの上に新聞が置いてあります。

道をわたり、道標に従って、街道を少し戻ります。
民宿「浅間坂」を目指して歩けば間違いありません。
街道を左に折れ、橋を渡ります。橋の向こうの民家のわんちゃんに
吠えられました。近づくと静かになりました。

この先、民宿「浅間坂」までが舗装路の急坂。今日の行程の中で
ここが一番きつかったです。
登山道に入ると急ですが、歩きやすくなります。少し登ると明るく開け、
笹尾根が目に入ります。
05sasaone.jpg 
笹尾根も気持ちよさそうだ。

ずっと右の方に目をやると・・・
三頭山(一番右)。
06mitosan.jpg 
今年も雪の時期に行きたいな。

急なところもありますが、けっこう早く数馬分岐に到着しました。

【7:59 数馬分岐】
ベンチがあり、休憩に良いところです。

ここから浅間尾根です。
分岐を過ぎるとすぐに馬頭観音様がありました。
09batokannon.jpg 
浅間尾根は生活道路として昔使われていたそうです。その名残として
祠や観音様が道沿いにあります。安全を見守ってくれているのでしょう。

アップダウンの少ない尾根道は快適です。
北側が開けると、目の前に御前山の大きな姿が目に入りました。

御前山
10sengengozenyama.jpg 
大きくて堂々としています。まだ、登ってないので、この冬には行きたい。

左の方には鷹ノ巣山も見えます。

鷹ノ巣山
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少し歩くと「サル石」。サルの手形がどこかにあるらしいのですが・・・
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どこにあるのか・・・知ってる人います?

【8:15 藤倉分岐】
数馬分岐からここまで山と高原の地図のコースタイムが40分になって
いますが、どう考えてもおかしいですね。16分でつきました。
現在、藤倉へ下る道は通行止め。工事中とのことです。

やせ尾根や狭いところもありますが、快適です。

木の間から大岳山が見えました。
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少し歩くと今日の最高地点一本松に。
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木を見ると一本杉(一本松)、地図は一本松(一本杉)。
ま、どっちでもいいけど。

せっかくなので三角点のある一本松の山頂に寄り道です。
ここから登ること3分。三等三角点がありました。

一本松(930m)山頂
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樹林に囲まれ寂しい山頂。

北斜面は葉が落ちすっかり冬の様相。
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【8:51 人里峠】
人里と書いて「へんぼり」と読むんですね。知らなきゃ読めない。

ほぼフラットな歩きやすい道が続き、山と高原の地図のコースタイムより
早く歩けています。

尾根道とまき道の分岐がありましたが、明るそうな尾根道を進みました。
尾根道をしばらくすると小さな社がありましたが、写真を撮らずに通過。
これが浅間嶺にある浅間神社だったんです。浅間神社を下ると浅間嶺の
休憩所。ここで今日歩きだして、初めて人に会いました。

【9:11 浅間嶺】
浅間嶺休憩所
22sengenreikyuukeisyo.jpg 
ベンチや東屋、トイレがある広場になっていてお弁当休憩には最適です。
東屋の向こうには大岳山や御前山が目の前に見え景色もよいです。
写真に写っている方々は、ここを清掃してくださっていました。
ありがたいですね。

大岳山の山頂をアップに
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人がいます。そりゃそうですね・・・大岳山は人気の山です。

ザックはおいて浅間嶺展望台へ。
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山頂標の向こうには・・・これ
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真っ白な富士山♪ テンションあがりますね。

丹沢の山々も見えます。

檜洞丸(左)と大室山(右)
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蛭ヶ岳
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ちょっと目を離していると、富士山の上に雲ができていました。
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景色を楽しみ、広場に戻ります。

もう一つの楽しみはこれ
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今日も同じだけど、やっぱりおいしい♪
清掃をしてくださっている方々には申し訳なかったのですが、いただいちゃい
ました。

【9:56 浅間嶺を出発】
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バス停まで約5km。今日の全行程のちょうど半分くらいでしょうか。

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北側はこの時間でもまだ葉っぱが凍っています。

しばらく植林帯を下ると沢沿いにでます。
沢沿いには水場がありました。
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沢の水を濾過してパイプから流しているようです。

峠の茶屋
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ここまで結構早くつきました。テレビ紹介されているのを見たことがあります。
まだ支度中でした。今度来る機会があったら食べてもいいな。

この先、舗装路と登山道を交互に歩くことになります。
舗装路がないといいのですが・・・

里の紅葉を楽しみながら歩きました。
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都心方面が見えるところがありました
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新宿方面でしょうか。

【10:43 時坂峠】
大きなかえでがあります。
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きれいです。

浅間尾根道の説明
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歴史を感じますね。

怖い橋
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崩れそうなんです・・・

真っ赤だ
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【11:07 払沢の滝駐車場に到着】

時間も早いので滝を見にいきました。
滝までは片道10分。
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見事な滝です。マイナスイオンが放出されています。

このあと、バス停前にある檜原とうふ「ちとせ屋」で
豆腐と卯の花ドーナツを購入。
これから鍋にして食べます♪

【今日のコース】
歩行距離 約11km
累積標高差 +610m  -950m

浅間尾根登山口バス停7:14-数馬分岐7:59-藤倉分岐8:15-
一本松8:25-人里峠8:51-9:11浅間嶺9:56-時坂峠10:43-
11:07払沢の滝駐車場
このあと滝見学…駐車場から往復約20分

【地図】
sengenreimap.jpg 

【断面】
sengenreidanmen.jpg 


昔の人の暮らしに思いをはせながら、歩く古道。
景色も良く、思ってた以上に楽しめました。
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落ち着いた山の旅。
朝早いだけに、あまり人にも会われず、雰囲気が楽しめたのかな、と思います。
ブルさんの山歩きは、山と静かに対話しながらのように、いつも感じます。
あまりご無理をされず、余裕を感じます。

浅間嶺、ずいぶん前に登ろうと考えたことがありますが、奥多摩自体に足が遠のいていて、なかなかそのあたりに行かれずにいます。

冬の奥多摩、いいですよねぇ。

 車1台での縦走のため 登山口までバスで延伸するというのは
良いアイデアですね。
南秋川から北秋川へと抜ける初冬の尾根歩きは素敵でした。

 私もこの南秋川沿いは好きで 古人の奥多摩紀行に誘われ
よく数馬の里を訪れたものでした。
 久しぶりに「奥多摩」の地図を眺めるきっかけになりました。
奥多摩で富士の見える地名「浅間」、
相当の数があるようですが、それをすべて確かめるために
踏破する方もいらっしゃるようです。

いつもありがとうございます。
奥多摩は私もまだそんなに歩いていないです。
でも、これからの時期は丹沢とともにいろいろ
歩いてみたいなと思っています。
浅間嶺は本を見ていてもそんなにいいところだと
思えなかったのですが、歩いてみてその良さが
わかりました。高い山とはまた違った楽しみが
あるなと感じます。向かいの笹尾根も気になる
ところになりました。

こんばんは。
このようにバスを利用して縦走できる
ところは、また楽しいですね。バスの
窓から見える景色も集落の雰囲気も
味わえました。難しい読み方の地名が
たくさんあるのも興味深いです。

浅間を訪ねるのもいいですね。昔の
人も富士山を眺め、いろいろな思いを
抱いていたんですね。

こんばんは!
バスの運転手さんの温かい一言良いですねー
さり気なさが、とても嬉しいですよね(^-^)
タイムスリップをしたかのような趣のあるバス停も
新聞配達も、なんか素敵です。

富士山真っ白、とっても綺麗ですねー!
他の山々も綺麗な峰で、とてもいい山域だと思いました(*^◯^*)

なんか懐かしさを感じるような山行でした。
昔の人たちの生活はどんなだったかと
考えながら歩くのもまた一興。低山歩きの
一つの楽しみですね。
富士山、いつの間にか下まで真っ白。
美しさが増す季節となり、富士山を眺める
山歩きも楽しみです。

ブルさん こんばんは。
古の道、ほっとするようななつかしさが感じられていいですよね。
私も今年初めて浅間嶺を歩いたので
そうそう♪ と思いながら拝見しました。
サルの手形はどれ? やっぱりわかりませんでした。
我が家も払沢の滝に車をとめて歩き出しましたが
帰りがバスだったので、時間を持て余しました。
ブルさんのようにすればいいのですね。
早起きできれば・・・ですが。(笑)

こんばんは。
サル石の手形、どこにあるんでしょうかね・・・
だれか教えてほしいところです。
バスを待つ時間は寒いので、先に乗っちゃうことに
しました。時間が確実にわかりますので。
たまにはバスに乗るのも楽しいですね。

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プロフィール

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Author:ブル
バイクとカツカレーを愛する中年ライダー。
登山の魅力にはまりました。

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